中国語訳:ヒマラヤ東京櫻花団 / TSURUMAI
和訳:ヒマラヤ東京櫻花団 / 旭鵬(文鵬)
米国、日本、韓国が金曜日、共通の関心事である、北朝鮮の核及びミサイルプロジェクトに関する統一戦線を発表したことは、バイデン大統領が将来の方向性についての検討を完了したことを示した。
バイデン大統領の国家安全保障担当顧問であるジェイク・サリバン(Jake Sullivan)氏は、韓国と日本のカウンタパートのソ・フン(Suh Hoon)氏および北村滋(Shigeru Kitamura)氏と、メリーランド州アナポリスの米国海軍兵学校で異例の合同会議を行った。
三者は共同声明で、「北朝鮮の核及び弾道ミサイル開発に対する懸念を共有した」とし、「非核化に向けた日米韓の協調を約束した」と述べている。
また、声明は、「北朝鮮を含む、国際社会が関連する国連安保理決議を完全に履行し、核拡散を防止し、朝鮮半島の抑止力を強化して平和と安定を維持するために協力することが必要である点で合意した」としている。
三者はまた、COVID-19、気候変動、ミャンマーの民主主義をどう回復させるかなど、バイデン政権にとっての重要課題についても議論した。
今回の会談は、バイデン政権の、北朝鮮への対応策検討は最終段階にあることを示している。
前任のドナルド・トランプ大統領は、つわものである金正恩と並々ならぬ個人外交を展開した。両者は前後3回の会談を行い、トランプ氏は金正恩氏と「恋に落ちた」と言い、緊張感を和らげる外交的なジェスチャーを見せた。しかし、両者の間で恒久的な合意には至らなかった。
バイデン大統領は、トランプ氏の会談を「世界で最も冷酷な指導者の一人を合法化した」と厳しく批判したが、同時に外交にはオープンな態度であるとも述べていた。
バイデン政権の関係者は、ハイリスクで劇場的な首脳会談ではなく、地道な会談の再開を支持するとの見方が強い。
近頃、平壌が新たな弾道ミサイルの発射実験を行ったことを受けて、バイデン大統領は、国連安全保障理事会決議に違反すれば、その結果に直面するだろうと北朝鮮に警告している。
今回の非公開会談は、パンデミックに見舞われたバイデン政権にとって貴重な対面外交であり、サリバン氏にとっては就任後初の三国間会談となった。
中共国を含む様々な問題に立ち向かう際、バイデン政権は日本や韓国などの同盟国を結束させることを優先した、日韓は、それぞれワシントンと条約を結んでいるにもかかわらず、(中共に関連した)歴史的原因で両国関係は緊張状態にある。
アントニー・ブリンケン国務長官とロイド・オースティン国防長官は、先月、初の外遊先として東京とソウルを訪問した。
また、ある米国政府関係者は、サリバン氏が日本と韓国に対して、世界的な半導体不足について話をしたとも語っている。半導体の不足は、一部の自動車メーカーが生産縮小を余儀なくされている他、様々な電子機器にも影響が及んでいる。
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校正:ヒマラヤ東京櫻花団 / 茉莉花
責任編集:ヒマラヤ東京櫻花団 / 旭鵬(文鵬)
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